【一覧】岸和田だんじり死亡事故まとめ|過去10年の各地の事例を調査

2026年10月10日、大阪でだんじりが横転し、男性2人が亡くなりました。

このニュースを見て、「岸和田のだんじりでも死亡事故があったの?」「過去には、いつ・どこで起きているの?」と気になった方もいると思います。

今回は、2017〜2026年の10年間に各地で起きた死亡事故を一覧にしました。

岸和田市内の事故についても、当時の状況を見ていきます。

目次

2026年10月、大阪でだんじりが横転し2人が死亡

2026年10月10日、泉佐野市と泉大津市でだんじりが横転しました。

泉佐野市では51歳、泉大津市では48歳の男性が亡くなっています。

ほかにも、泉佐野市で7人、泉大津市で9人がけがをしました。

2つの事故で、合わせて16人がけがをしたと報じられています。

だんじりといえば岸和田が有名ですが、今回の事故は泉佐野市と泉大津市で起きています。

過去のニュースを見るときも、どの地域の事故なのかを確かめておきたいところです。

過去10年のだんじり死亡事故一覧【2017〜2026年】

2017年1月から2026年10月12日までを調べたところ、祭りや試験曳き中の死亡事故を6件確認できました。

試験曳きは、祭りの前にだんじりを動かす練習のことです。

発生日場所事故の内容(亡くなった人)
2019年8月2日兵庫県尼崎市祭り中にだんじりが倒れ、男性が下敷きになる(男性1人)
2022年10月14日大阪府富田林市試験曳き中にだんじりが横転(52歳の男性1人)
2023年10月8日大阪市生野区男性がだんじりと道路中央の仕切りの間に挟まれる(52歳の男性1人)
2023年10月20日岡山県真庭市男性が2台のだんじりの間に挟まれる(23歳の男性1人)
2026年10月10日大阪府泉佐野市右に曲がった際にだんじりが横転(51歳の男性1人)
2026年10月10日大阪府泉大津市右に曲がった際にだんじりが横転(48歳の男性1人)

※報道などで確認できた事故を載せています。全国のすべての死亡事故を集めた一覧ではありません。

この6件は、いずれも岸和田市以外で起きた事故です。

ここからは、日付の古い順に当時の状況を紹介します。

2019年8月2日|尼崎市でだんじりの下敷きに

2019年8月2日の午後6時50分ごろ、兵庫県尼崎市玄番南之町で、だんじりが倒れました。

下敷きになった男性は病院に運ばれましたが、亡くなっています。

この日は、貴布禰神社(きふねじんじゃ)の夏祭りが行われていました。

2台のだんじりが向かい合う「山合わせ」の最中に起きた事故と報じられています。

2022年10月14日|富田林市で試験曳き中に横転

2022年10月14日の午後9時45分ごろ、大阪府富田林市北大伴町1丁目で、試験曳き中のだんじりが横転しました。

男性4人が下敷きになり、52歳の男性が亡くなっています。

ほかの男性3人も、骨を折るなどの重傷を負いました。祭りの本番に向けて、だんじりを動かしていた日の事故でした。

2023年10月8日|大阪市生野区で中央分離帯との間に挟まれる

2023年10月8日の午後6時10分ごろ、大阪市生野区桃谷2丁目で、だんじりが左に曲がりきれず、道路中央の仕切りにぶつかりました。

52歳の男性がだんじりと仕切りの間に挟まれ、運ばれた病院で亡くなっています。

約1週間後の祭りに備え、約30人で試験曳きをしていたところでした。

男性は、だんじりの近くで指示を出す役を担当していたと伝えられています。

死亡事故として報じられたのは翌9日ですが、事故が起きたのは10月8日です。

2023年10月20日|真庭市で2台のだんじりの間に挟まれる

2023年10月20日の午後9時ごろ、岡山県真庭市勝山で行われていた「勝山喧嘩だんじり」で、23歳の男性が亡くなりました。

この祭りでは、だんじり同士をぶつけ合います。

その最中に男性が2台の間に挟まれたと報じられており、事故を受けて、その日の祭りは中止されました。

2026年10月10日|泉佐野市と泉大津市で相次いで横転

泉佐野市長滝では、2026年10月10日の午前11時ごろ、右に曲がった際にだんじりが横転しました。

51歳の男性が亡くなり、ほかに7人がけがをしています。

同じ日の午後1時20分ごろには、泉大津市宮町でもだんじりが横転しました。

こちらも右に曲がった際の事故で、48歳の男性が亡くなり、ほかに9人がけがをしました。

亡くなった2人は、だんじりの横に乗る「たかり」という役をしていました。自分の体重で、だんじりのバランスを取る役です。

2026年10月12日時点では、警察が詳しい原因を調べています。

岸和田市内では、どんな事故があった?

今回調べた範囲では、2017〜2026年の岸和田だんじり祭で起きた死亡事故は見つかりませんでした。

ですが、岸和田市内では、2018年に手作りの「ミニだんじり」で遊んでいた男児が亡くなっています。

2019年には、だんじり祭の横転事故で男性2人が重傷を負いました。

2018年6月21日|手作りのミニだんじりで9歳男児が死亡

2018年6月21日の午後6時ごろ、岸和田市南上町2丁目で、手作りの「ミニだんじり」が横転しました。

挟まれた9歳の男児は、病院で亡くなっています。

父親が台車に木の枠を取りつけて作った遊具で、当時は父親やきょうだいと、自宅前の道路で遊んでいました。

ロープで引いていた際に横転したと伝えられています。

岸和田市内で起きた事故ですが、家族で遊んでいたときの出来事です。

祭りや試験曳き中の事故ではないため、上の6件には含めていません。

2019年9月14日|岸和田だんじり祭の横転で2人が重傷

2019年9月14日には、岸和田だんじり祭でだんじりが横転し、屋根に乗っていた男性2人が重傷を負いました。

当日の報道では、2人とも意識があり、命に別条はないと伝えられています。

そのため、死亡事故の一覧には入れていません。

過去10年のだんじりで何人が亡くなった?毎年起きている?

今回紹介した祭り・試験曳き中の死亡事故6件では、それぞれ1人、合わせて6人が亡くなっています。

ただし、これはこの記事で取り上げた事故の人数です。

全国のだんじり死亡事故をすべて数えた人数ではありません。

また、今回調べた報道では、岸和田だんじり祭で毎年死者が出ているとは確認できませんでした。

だんじりはなぜ走る?見せ場の「やりまわし」とは?

だんじりの走る姿と深く関わっているのが、祭りの大きな見せ場である「やりまわし」です。

だんじりを勢いよく引き、交差点などで直角に向きを変える動きを指します。

大きなだんじりが一気に角を曲がる迫力は、だんじり祭ならではの見どころです。

うまく曲がるには、綱を引く人と、速度や向きを調整する人が息を合わせる必要があります。

速さだけでなく、だんじりを操る技術も、走る場面の魅力になっています。

だんじり祭には、豊作を願う祭りとしての歴史もあります。

勢いのある走りや、やりまわしは、地域で受け継がれてきた祭りの見せ場のひとつです。

まとめ

2017〜2026年の10年間について、各地のだんじり死亡事故と、岸和田市内の事故を振り返りました。

  • 祭り・試験曳き中の死亡事故は、報道などで6件を確認
  • 一覧の6件は、いずれも岸和田市外で発生
  • 2018年の岸和田市の死亡事故は、手作りのミニだんじりで遊んでいた際のもの
  • 2019年の岸和田だんじり祭の横転では、男性2人が重傷

過去の事故を見ると、祭りの本番だけでなく、準備中にも人が亡くなっています。

長く受け継がれてきた祭りだからこそ、参加する人も見に行く人も、無事に帰ってこられることを願います。

※2026年10月12日までに確認した情報をもとにしています。

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