角田大河騎手が自ら運転する自動車で函館競馬場の芝コースに侵入し、馬場を損傷させたという衝撃のニュースが伝わってきました。
この事件は前代未聞の不祥事であり、2023年にも騎乗停止処分を受けていたことから、角田騎手の今後がますます気になるところです。
そこで、今回は角田大河騎手の今後を、過去の事例と比較しながら予想してみたいと思います。
角田大河が2回目の不祥事で騎乗停止処分
今回、角田大河騎手は自分の車で函館競馬場の芝コースに侵入し、コースを損傷させています。
守衛室から「コース内で車が走っている」との通報があり、駆けつけたガードマンが車をゴール前で停車させたところ、運転していたのが角田騎手であることが判明。
この時間帯には函館港まつりの花火大会が開催されており、角田騎手はJRAの事情聴取で
「花火を見るためだった。酒は飲んでいない」
と説明しています。
JRAはこれを「重大な非行」として認識しています。
角田大河騎手は、2023年4月にも競馬開催中にスマートフォンを不適切に使用したため、10日間の騎乗停止処分を受けています。
処分解除後、角田騎手はG1宝塚記念に騎乗しました。
角田大河が干される可能性はない|過去のジョッキー不祥事の処分事例と比較!
角田大河騎手が競馬界から干される可能性はあるのでしょうか?
可能性としては、30日から60日程度の騎乗停止に留まるのではないかと予想します。
過去の不祥事で処分された騎手たちの事例を見て比較してみましょう。
大崎昭一(おおさき しょういち)騎手
ファンの声掛けに応じて、無期限の騎乗停止
1985年8月25日、大崎昭一騎手はファンと柵越しに会話を交わしたことで「公正な競馬に対する妨害行為」とされ、騎乗停止処分を受けました。
その会話の内容は、
ファンが柵越しに「馬の調子はどう?」と尋ねた際、大崎騎手が反射的に「いいよ」と答えた
というものでした。
この行為が「予想行為に該当する」と判断されたのです。
大崎騎手は4か月後に処分が解除されましたが、その後の騎乗依頼は激減しました。
主に裏開催での騎乗が中心となり、競馬界での信頼を失ったことで多くの有力馬に乗る機会を逃し、キャリアに大きな影響を及ぼしました。
原田敬伍(はらだ けいご)騎手
調整ルームで携帯電話を使用してツイッターに複数回返信したとして、30日間の騎乗停止
2013年6月8日、原田敬伍騎手(当時18歳)はサウナで体重調整をしていた際に熱中症を発症。
その結果、騎手変更となり、2日間の騎乗停止処分を受けました。
さらに、6月28日には調整ルームで携帯電話を使ってTwitterを見たり、友人のツイートに複数回返信したため、30日間の騎乗停止処分が科されました。
その後、原田騎手はフリーとなりましたが、デビューから2年目の2014年4月に自ら騎手免許の取消申請を行い、騎手を引退しました。
その際の理由は「一身上の都合」とされています。
松田大作(まつだ だいさく)騎手
自動車運転免許停止期間中に運転し、速度超過で摘発され、半年間の騎乗停止
松田大作騎手は、2017年2月2日に京都市内で自動車を運転中、無免許運転と速度超過の疑いで京都府警察に摘発されました。
そのため、半年間の騎乗停止処分を科されています。
半年後の復帰レースでは、赤白の染め分け帽を被ったという松田大作騎手。
赤白の染め分け帽は、トレーニングセンターでは騎手見習いがかぶる帽子だそうです。
松田大作騎手もそこには気付き、
『一からやり直せ』と言われている気分になりました
と語っています。
木幡育也(こわた いくや)騎手
未成年飲酒喫煙×ドーピングで騎乗停止
2017年9月14日、JRAは木幡育也騎手(当時18歳)がドーピング検査で利尿剤「フロセミド」が検出されたと発表しました。
このため、木幡騎手は30日間の騎乗停止処分を受けました。
さらに、わずか3か月後の12月14日には、未成年での飲酒と喫煙が発覚し、
「競馬の公正確保について業務上の注意義務を負う者としてふさわしくない非行のあった者」
に該当するとして、2か月間の騎乗停止が科されました。
岩田康誠(いわた やすなり)騎手
レース中以外の「粗暴な行為、発言」があったとして、14日間の騎乗停止
岩田康誠騎手が2021年4月24日の阪神競馬場でのレース前に、後輩騎手に対して威嚇や暴言を吐くパワハラ行為を行い、問題視されました。
スタート前に相手騎手を幅寄せし、「おんどりゃ!」などと暴言を吐き脅したのです。
この行為が「公正競馬に反する」とされ、日本中央競馬会の規程に基づき、悪質さと品のなさから即日発効の14日間の騎乗停止処分が科されました。
その後は騎乗依頼が減少し、本人も、
「ほんま依頼が少ないねん。ただ、そんな中で依頼してくれた関係者の期待には応えたい!」
と語っています。
大崎昭一元騎手の無期限の騎乗停止処分と比べると、いずれの処分も軽く感じられるかもしれませんね…。
これも時代の流れと競馬界の規律の変化が影響しているのでしょうね。
【予想】角田大河の今後はどうなる?
過去のジョッキーの不祥事と比較してみると、角田大河騎手のケースは特異なものであり、類似した事例は見当たりません。
それだけ異例の出来事だったということですね。
前回の30日間の騎乗停止処分の後、角田騎手はすぐにG1レースでの騎乗依頼を受けており、その技術と実力が評価されていることがうかがえます。
今回の処分についても、30日から60日程度の騎乗停止が予想されます。
角田大河騎手は、単勝回収率も高く人気のある騎手ですので、これからも良い活躍を見せてほしいと思います。
まとめ
今回の件を踏まえて、角田大河騎手の今後の行方が気になるところです。
今後の動向に注目が集まります。
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