青森県にある温泉民宿『南部屋』が、旅館のSNSで突然休業を発表し、何があったのか気になっている方が多いようです。
南部屋は、タメ口に関する投稿が話題となり、その反響が大きかったことから、それが休業の理由ではないかと考える人もいるようです。
今回の記事では以下の内容について調査しました。
- 温泉民宿『南部屋』の経営者
- 休業の理由
- 炎上の詳細とその内容まとめ
- 温泉民宿・南部屋の営業再開の時期
こちらについて詳しくご紹介していきます。
温泉民宿・南部屋が休業
2024年9月7日、温泉民宿『南部屋』が旅館のSNSで突然の休業を発表しました。
温泉民宿・南部屋とは?
犬好きにはたまらない、温かい雰囲気が魅力の人気宿『南部屋』。
ここでは、加温・加水・循環・消毒を一切行わない、湯使いにこだわった源泉掛け流しの温泉が提供されており、日頃の疲れを癒すのに最適です。
地元の新鮮な食材を使った自慢の料理も、大きな魅力のひとつです。
エアコンや電子レンジ、Wi-Fiは備わっておらず、現代の便利さから離れた「不便を楽しむ」体験ができるのも『南部屋』ならではの特徴です。
さらに、宿の周辺には自然豊かな観光スポットも多く、都会の喧騒を忘れ、ゆったりとした時間を過ごすことができるでしょう。
【顔画像】温泉民宿・南部屋の経営者(店主/宿主/オーナー)は誰?
1976年3月12日生まれの田村暁さんは、大学時代にバックパッカーとして世界各地を旅していました。
2009年には海外秘境系旅行会社に入社し、1年の半分以上を海外の「秘境」を旅しながら、秘境ツアーの企画や添乗員として活躍。
その会社では、インドで4年間駐在していた経験もあるそうです。
しかし、ハードな仕事が体調に影響を与えたため、40歳のときに温泉宿の経営に転職することを決意。
偶然ネットで見つけた〝居抜き〟物件を購入し、2016年4月に埼玉県大宮市から青森県十和田市に移住して、温泉民宿『南部屋』をオープンしました。
お客さんを連れていく仕事から、出迎えてもてなす側の仕事をしたくなって……。
引用:https://www.aomori-life.jp/
40歳を機に温泉宿を経営しようと思い立ち、温泉付きの物件を探していたところ、ここが売りに出されていることを知ったんです。
現在は、看板犬2匹と一緒に、『南部屋』を運営しています。
温泉民宿・南部屋の休業の理由は?
突然の休業に対して、何があったのか心配する声も上がっています。
しかし、今回話題となったタメ口に関する投稿が関わっている可能性が少なからずあるため、その内容については次項で詳しくまとめていきます。
温泉民宿・南部屋の炎上内容は?
南部屋は、2024年9月5日に旅客のタメ口について言及した投稿を行い、大きな反響を集めました。
「タメ口で問い合わせしてきた旅客に対して、来てほしくないから満室だと言って断っている」という内容に、多くの賛同の声が寄せられていました。
それでよいと思います
いきなりタメ口の客は質が低い可能性大なので、トラブルになる前に断るのは正解です。いい意味で「お客様は神様の時代」が終わりました
これは正解ですね 来てもトラブルにしかならん気がする・・・
上から目線のタメ口は、少なくとも「お客様」ではないでしょうね… 適切な対応だと思います
お客様は神様スタンスはよくないですよね
もれなく地雷なので正解だと思います..
南部屋さんが言いたかったのは、上から目線で誠意が感じられないタメ口に対するものであり、気持ちが込められた不器用な言い方には触れていないと説明しています。
旅館業法の改正で宿泊NGになる行為は?
これまでの旅館業法では、「特定の理由なしに宿泊希望者を拒否してはならない」という原則が定められていました。
しかし、2023年12月の法改正により、迷惑客などの宿泊拒否が認められるようになりました。
具体的な宿泊拒否の例は以下の通りです。
①宿泊料の不当な割引を繰り返し求める行為
引用元:https://hibiki-law.or.jp/radio/
②不当な部屋のアップグレードを繰り返し求める行為
③不当なレイトチェックアウト、
不当なアーリーチェックインを繰り返し求める行為
④契約にない送迎を繰り返し求める行為
⑤上下左右の部屋に宿泊客を入れないことを繰り返し求める行為
⑥特定の従業員の接客を繰り返し求める行為
⑦土下座等の社会的相当性を欠く方法による謝罪を繰り返し求める行為
⑧叱責や不当な要求を繰り返し行う行為
今回の件が上記のケースに該当するかは不明ですが、SNSに投稿したことで、一部の方から反発を受けてしまった可能性もあります。
南部屋さんの主張には共感できますし、多くの人が賛同しているのも分かります。
そんな状況を考えると、客の立場でも誠意ある言葉遣いを心掛けたいですね。
温泉民宿・南部屋は過去にも炎上していた?
温泉民宿・南部屋は2023年にも、SNSに投稿した内容が話題となったことがありました。
その内容は、店側が「何名様ですか?」と尋ねたところ、姉妹が「何名に見えますか?」と返答したエピソードに関するものでした。
明らかに姉と私しか居ないのに、何名様ですか?って聞かれたときに
何名に見えます?
って聞く、面倒臭い姉妹がここにいます
これに対して南部屋さんは、次のようにコメントしています。
当館の場合、これをされたら即刻その場でお帰り頂きます。 お店の人間にあまりにも失礼です。
これは、お店側が人数を把握する必要がある上に、このような無意味な返答をされると、腹が立つのも無理はないと思います…。
現に、Googleの検索予測には『炎上』の予測もありますが、実際には炎上までの騒動ではなかったと思われます。
温泉民宿・南部屋の営業再開はいつ?
温泉民宿『南部屋』の営業再開については、現時点では「再開を祈ってください」という言葉だけが発表されており、具体的な時期についてはまだ分かっていません。
SNSのコメントには、南部屋さんを擁護する声や再開を望む声が多く寄せられているようです。
【9/10追記】南部屋が営業再開
9月7日の休業からわずか3日間で営業が再開され、早期の再開が実現したようです。
大変な状況だったかと思いますが、本当によかったですね。今後のご活躍を応援しています。
まとめ
温泉民宿・南部屋について調査しましたが、調査する中でその魅力がよく伝わってきました。
SNSをチェックすると、暖かい人柄が感じられる投稿がたくさんあり、かわいい看板犬の写真には心が癒されます。
再開を心からお祈りしています。
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