高校で甲子園優勝、大学でも日本一を重ねてきた青山学院大学の捕手・渡部海選手。
しかも大学では、1年生の春から正捕手として投手陣を支えてきました。
「勝てる捕手」と紹介されることが多い選手ですが、その経歴をたどると、強肩だけでは語れない理由が見えてきます。
グラウンドでは頼れる司令塔、実家では3人の妹のお兄ちゃんという一面も。
この記事では、渡部海選手のwikiプロフィールや出身中学、高校から青学大までの経歴、家族について紹介します!
青学大・渡部海のwikiプロフィール
22日はドラフト会議 楽天イーグルス、捕手は渡部海(青学大)が1位指名か | 河北新報オンライン https://t.co/aBf5JCU6Sy
— 河北新報オンライン (@kahoku_shimpo) October 21, 2026
渡部海選手は、大阪府大阪市出身、2004年8月20日生まれの捕手です。
名前の読み方は「わたべ・かい」で、2026年10月22日時点では22歳です。
| 項目 | プロフィール |
|---|---|
| 名前 | 渡部 海(わたべ かい) |
| 生年月日 | 2004年8月20日 |
| 年齢 | 22歳(2026年10月22日時点) |
| 出身地 | 大阪府大阪市 |
| 大学 | 青山学院大学・4年 |
| 学部・学科 | コミュニティ人間科学部・コミュニティ人間科学科 |
| 出身高校 | 智辯学園和歌山高校 |
| ポジション | 捕手 |
| 投打 | 右投げ右打ち |
| 身長・体重 | 180cm・88kg(2026年10月の大学発表) |
| 趣味・特技 | アニメ鑑賞 |
| 好きな食べ物 | ハンバーグ |
| 好きな芸能人 | 千鳥 |
身長・体重は青山学院大学のドラフト会見案内に掲載された数字で、2026年の侍ジャパン公式プロフィールでは180cm・92kgと紹介されています。
掲載時期や登録資料によって数字が異なるため、体重を見るときは資料の時点も確認しておきたいですね。
野球部のプロフィールで、自分を動物に例える質問には「くま」と回答しています。
大柄な捕手のイメージにぴったりですが、アニメ好きでハンバーグが好物というところには親近感が湧きます。
渡部海の出身小学校・中学校は?大阪で育った捕手
渡部海選手の出身校は、大阪市立遠里小野小学校、大阪市立大和川中学校です。
高校は和歌山県の強豪校ですが、出身は大阪で、小中学校時代も大阪のチームでプレーしていました。
| 時期 | 学校 | 所属チーム |
|---|---|---|
| 小学校 | 遠里小野小学校 | 大阪ゴールデンファイヤー |
| 中学校 | 大和川中学校 | 住吉ボーイズ |
| 高校 | 智辯学園和歌山高校 | 同校硬式野球部 |
| 大学 | 青山学院大学 | 同大学硬式野球部 |
小学生のころからキャッチャー一筋
渡部海選手は小学校1年生で大阪ゴールデンファイヤーに入り、少年野球のころから捕手を続けてきた選手です。
2026年9月のインタビューでは、捕手を始めた理由ははっきり覚えていないものの、肩が強かったことが関係していたかもしれないと話しています。
野球を始めてから、ずっとキャッチャーというのはなかなかの筋金入り。
現在の送球や投手とのやり取りにも、子どものころから積み重ねてきた経験が生きているのでしょう。
住吉ボーイズ時代にはU-15日本代表
中学では住吉ボーイズに所属し、2019年にはU-15日本代表に選ばれました。
侍ジャパン公式サイトには「U-15アジアチャレンジマッチ2019」の捕手として登録されています。
大学に入って突然名前が知られるようになった選手ではなく、中学時代から世代を代表する存在だったわけです。
のちにU-18、大学代表にも選ばれており、年代が上がるたびに日本代表のユニホームを着ているところが目を引きます。
渡部海の高校・大学の経歴!甲子園優勝から青学大へ
渡部海選手の経歴で目立つのは、智辯和歌山高校での夏の甲子園優勝と、青学大での全国制覇です。
主な歩みを年ごとに見てみましょう。
| 年 | 主な経歴・実績 |
|---|---|
| 2019年 | 住吉ボーイズでプレーし、U-15日本代表に選出 |
| 2020年 | 智辯和歌山高校へ進学 |
| 2021年 | 2年夏の甲子園で正捕手として優勝に貢献 |
| 2022年 | U-18日本代表に選出 |
| 2023年 | 青山学院大学へ進学し、1年春から正捕手 |
| 2024年 | 青学大の大学四冠達成に貢献 |
| 2025年 | 大学日本代表として日米大学野球選手権に出場 |
| 2026年 | 青学大と大学日本代表で主将を務める |
智辯和歌山を選んだ理由は中谷仁監督
智辯和歌山への進学を決めた大きな理由は、元プロの捕手である中谷仁監督から学びたかったことでした。
もともと智辯和歌山が好きだったことに加え、プロを目指す捕手として、同じポジションを経験した監督の指導を受けたいと考えたそうです。
ただ、高校時代から何もかも順調だったわけではありません。
朝日新聞の学生スポーツメディア「4years.」では、高校2年の春、試合に出られない経験などを通じて、自分の取り組み方を見直したと明かしています。
そこから投手の話をよく聞き、捕球や返球といった細かな動作にも気を配るようになったとのこと。
その年の夏には正捕手として甲子園優勝を経験しており、本人にとっても大きな転機だったことがうかがえます。
肩の強さだけでなく、投手から信頼されるために何をするかを考えた時間が、今の土台になっているようです。
青学大では1年春から正捕手!大学四冠も経験
2023年に青山学院大学へ進学すると、1年生の春から正捕手を任されました。
大学進学には中谷監督の助言に加え、青学大・安藤寧則監督の熱心な誘いがあったといいます。
高校の1学年先輩である中西聖輝選手が進学していたことや、比較的少人数で取り組める環境も、大学を選ぶ理由になりました。
2024年には、青学大が春秋の東都リーグ、全日本大学野球選手権、明治神宮野球大会を制して大学四冠を達成。
渡部選手も捕手としてチームを支え、明治神宮大会決勝では犠牲フライで打点を挙げています。
さらに2025年秋まで、入学した2023年春から続くリーグ戦6連覇に貢献しました。
入学してすぐ試合に出るだけでも大変なのに、そこから優勝を重ねているのですから、経歴の厚みを感じます。
大学日本代表でも活躍!2026年は主将に
2026年の大学日本代表では、主将としてWCBC初代王者となったチームをまとめました。
WCBCは「ワールド カレッジ ベースボール チャンピオンシップ」の略称で、同年7月に台湾で開催された大会です。
前年の日米大学野球選手権でも、渡部選手は勝利につながる働きを見せています。
2025年7月13日のアメリカとの第5戦では3打点を挙げ、日本は6対5で勝利しました。
この勝利で、日本は5戦全勝の完全優勝を達成。
捕手として守るだけでなく、接戦で得点を生み出しているところも頼もしいですね。
渡部海の強みは?強肩と「勝てる捕手」と呼ばれる理由
渡部海選手の強みは、正確な送球、投手を支えるリード、勝負強い打撃です。
「勝てる捕手」という表現も、優勝回数だけを見ればいいという話ではなさそうです。
2026年4月の中央大学戦を取り上げたスカイAの分析では、1試合で2度の盗塁を阻止した場面が紹介されています。
捕球から投げるまでの速さに加えて、足を使って送球できる点が評価されていました。
ボールを捕って、素早く、正確に二塁へ送る。
言葉にすれば短い動作ですが、その細部がそろっていることが武器なのですね。
また、高校時代から大切にしてきたのが、投手の変化に気づくことや、声をかけるタイミングです。
打たれたあとに何を伝えるか、どのタイミングで間を取るかまで含めて、投手が投げやすい状況をつくろうとしています。
2026年の大学代表では、投手の鈴木泰成選手も、WCBC決勝で仲間の逆転を信じて粘れたと振り返っていました。
こうしたチームの信頼関係の中で、捕手と主将の両方を任されていたことにも納得です。
渡部海の家族構成は?父は野球経験者で妹が3人
家族については、父親が大学まで野球をしていたことと、妹が3人いることが本人のインタビューで明かされています。
家族の名前や詳しいプロフィールを広く公表しているわけではありませんが、野球とのつながりが伝わる話がいくつかあります。
父親の影響で野球を始め、家族は阪神ファン
野球を始めるきっかけには、大学までプレーした父親の影響がありました。
本人は、父親が自分にも野球をさせたかったようで、物心がつくころにはすでに野球をしていたと話しています。
侍ジャパンの公式Q&Aでも、野球を始めたきっかけとして阪神タイガースのファンであることや家族の影響を挙げています。
デイリースポーツの取材では、幼いころに金本知憲さんや赤星憲広さんのユニホームを着ていたエピソードも。
さらに、祖父も智辯和歌山が好きだったそうで、進学先にも家族とのつながりが感じられます。
3人の妹からは「にぃに」と呼ばれるお兄ちゃん
渡部選手は4人きょうだいの長男で、3人の妹から「にぃに」と呼ばれているそうです。
2026年1月のインタビューでは、高校から寮生活をしているため、妹たちとは帰省したときに話したり、連絡を取ったりすると明かしています。
グラウンドで投手陣を引っ張る姿を知ったあとに「にぃに」と聞くと、ちょっと印象が変わりますね。
チームでは後輩と遊ぶことも多いと話しており、野球以外の場面ではまた違う表情がありそうです。
まとめ
青学大の渡部海選手は、大阪出身で、小学生のころから捕手を続けてきた選手です。
- 出身校は遠里小野小学校・大和川中学校で、中学では住吉ボーイズに所属
- 智辯和歌山高校の2年夏に、正捕手として甲子園優勝を経験
- 青山学院大学では1年春から正捕手を務め、大学四冠にも貢献
- U-15、U-18、大学と各年代で日本代表を経験
- 父親は大学まで野球をしており、本人は3人の妹がいる長男
目立つ優勝歴の裏には、高校時代に自分を見直し、投手との接し方や細かな動作を磨いてきた歩みがありました。
渡部選手を見るときは、強肩や打撃に加えて、マウンドへ向かうタイミングや投手への声かけにも注目したくなりますね!